宇都宮リハビリテーション病院

宇都宮リハビリテーション病院・回復期リハビリテーション病院とは

回復期リハビリテーションを必要とする脳血管疾患や大腿骨骨折などにより身体機能の低下を来した患者さんを対象に集中的かつ効果的にリハビリテーションを行い日常生活動作の改善、在宅復帰と寝たきりの防止を目的とした専門病棟です。リハビリテーションプログラムを医師、看護師、ケアワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー等が共同で作成します。

回復期リハビリテーションの流れ
【回復期リハビリテーション基準】
・回復期リハビリを要する方が対象になります。
(発症から1〜2ヵ月以内の方)
・1日に最大3時間のリハビリテーションが受けられます。
・退院時の自宅復帰率は60%以上です。

回復期リハビリテーション病棟の対象患者

対象患者 発症からの入院
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血の シャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、 多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後、又は義肢装着訓練を要する状態 2ヶ月以内
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、又は2肢以上の多発骨折の発症後、又は手術後 2ヶ月以内
外科手術の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後 2ヶ月以内
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後 1ヶ月以内
股関節又は膝関節の置換術後の状態 1ヶ月以内

入院診療の流れ

当院での回復期リハビリの特徴

1・365日1日最大3時間のリハビリテーションの実施

早期回復には、病気やけがをされてからできるだけ早く、集中的なリハビリテーションを継続して行うことが効果的とされています。看護スタッフ、リハビリスタッフが土・日・祝日お盆・年末年始も休まず集中的なリハビリテーションが受けられる体制をとっています。

2・密な情報交換の体制

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・医師 ・社会福祉士等がチームを組んで、毎日密な情報交換を実施し、患者様一人ひとりに最適なリハビリテーション計画を立案しています。
患者様、ご家族の方に月に一度お身体の状態をお伝えする場を設けています。

チーム医療

3・急性期病院との連携の強化

地域医療連携室を中心に急性期病院との 連携を密にしています。
"そのため、転院して頂くまでの情報交換が早く、また入院中に他の病気を発症した際は、必要に応じてすばやく転院の調整ができる体制をとっています。"

4・退院後のリハビリテーションのフォローアップの充実

"退院が決定後リハビリテーションの継続が必要な場合は、訪問によるリハビリテーションの継続をしています。"

5・認知症の早期発見と治療

当院では、認知症専門医による外来を実施しています。完全予約制なので、待ち時間が少なく受診でき、早期の診断と治療が受けられます。

※外来日:毎週水曜日午後13時30より (電話での予約が必要になりますので、お問い合わせください。) TEL:028-662-6789

6・地域の方への健康増進活動

当院では、月に1度(第4土曜日)院内で健康教室を実施しています。また、院外に出向いての健康教室も実施しています。

【内容】・転倒予防 ・認知症介護 ・高血圧について などなど

 

病棟での生活

【患者様の1日のスケジュール-例-】
7:00 身だしなみ動作・着替え動作・トイレ動作 14:00 リハビリ
8:00 朝 食 15:00 離床活動
8:30 歯磨き・トイレ動作 15:30 リハビリ
9:00 体 操 16:30 体 操
10:00 リハビリ 18:00 夕 食
11:30 リハビリ 18:30 歯磨き・着替え動作・トイレ動作
12:00 昼 食 19:00 イブニングレクリエーション
12:30 歯磨き・トイレ動作 20:30 就寝準備
13:00 リハビリ 21:00 消 灯

「できるADL」から「しているADL」「するADL」へ

・起居動作 :
寝返りや起き上がりをご自分で行ってもらいます。
・移 動 :
歩ける方は歩いてもらいます。
・排 泄 :
より早期からオムツの脱却を行います。
1番の在宅復帰促進、認知症予防となります。
・更 衣 :
自分の服で、自分で着替えてもらいます。
・食 事 :
食堂で他の方と一緒に食べてもらいます。
早期から普通食に近い食事にいたします。
・整 容 :
起きて洗面所へ。入れ歯の歯磨きも行ってもらいます。
・入 浴 :
介助浴の方は2〜3日/週、自立浴は毎日入浴できます。
※「ADL」とは「日常生活動作(食事・更衣・排泄・入浴動作)」のことです。